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会計士キャリア事例

Bさんの場合

英語力を活かして、監査法人の金融部門から、アメリカの会計事務所へ

■公認会計士としてのキャリア 私は公認会計士として、①日本の大手監査法人②日本の大手税理士法人③アメリカの小規模会計事務所、というキャリアを積みました。以下、それぞれについて詳細を述べます。

■日本の大手監査法人 日本の大手監査法人では、約4年半働きました。出張がとても多く、多い時期は月の半分以上がホテル暮らしでした。年収は残業代を含めると約600万円~700万円程度でした。当時は9時30分の出社で17時30分が定時の7時間勤務でしたが、繁忙期は終電帰りやタクシー帰りをしていました。一方、繁忙期でなければ定時に帰ることも可能であり、有給も取得しやすい環境なので、メリハリがありました。
入社すると「ジュニアスタッフ」という職階になり、1年目はJ1と呼ばれます。2年目はJ2、3年目はJ3と呼ばれ、順調にいけば4年目で「シニアスタッフ」という職階になります。「シニアスタッフ」の1年目はS1、2年目はS2、3年目はS3と呼ばれます。
私が担当した業務は、主に会計監査、内部統制監査でした。他には、英文アニュアルレポートの英訳検証、デューデリジェンスも経験しました。私の勤務していた監査法人では、採用面接で事業会社の監査を希望するか、金融機関の監査を希望するかを聞かれました。私は金融機関の監査を希望したので、金融部に配属となりました。そして、主に大手証券会社、地方銀行、地場証券の会計監査、内部統制監査の担当となりました。時々、ヘルプで事業会社の監査も担当しました。特に、年度末の棚卸しの時期は、一社につき複数ある工場等で在庫数量を数える人員が必要なため、「ジュニアスタッフ」は総出で工場等に出張をしていました。

■日本の大手税理士法人 日本の大手税理士法人では、約1年働きました。出張は全くありませんでした。年収は残業代を含めると約600万円~700万円程度でした。当時は9時15分の出社で18時15分が定時の8時間勤務でしたが、監査法人と同様、繁忙期は終電帰りやタクシー帰りをしていました。この税理士法人は、私の勤務していた監査法人のメンバーファーム(グループ会社のようなもの)で、転籍の制度があったため利用し、基本給は監査法人と同額での採用となりました。
入社すると「ジュニアスタッフ」という職階になり、次に「シニアスタッフ」という職階になる点も、監査法人と同様です。
私が担当した業務は、主に法人税申告、消費税申告でした。他には、固定資産税(償却資産)申告、クライアントからのメール及び電話での質問についての対応も経験しました。また、出向という形でクライアントのオフィスに赴き、経理部の一員として税務全般をサポートする業務も行いました。

■アメリカの小規模会計事務所 アメリカの小規模会計事務所では、約1年半働きました。出張は2週間程度を年に3~4回していました。年収は残業代を含めると65,000ドル~70,000ドル程度でした。当時は9時00分の出社で18時00分が定時の8時間勤務で、あまり残業はありませんでした。この会計事務所は、現地で就職活動をして採用されました。
私が担当した業務は、主に会計監査、コンピレーション(財務諸表の調製)、法人税申告、消費税申告、所得税申告、給与計算でした。小規模会計事務所だったため、色々な業務を経験することができました。会計は日本と共通する点が多かったため、日本での経験がとても役に立ちました。一方、税務は日本と全く異なったため、一から勉強のし直しでした。また、アメリカは州によって税法が違うため、それに合わせた税務申告が必要となる点も大変でした。もし、日本でも海外でも働きたい場合、税務より会計の方が世界で共通な部分が多いように思うので、経験・知識を生かしやすいと感じます。

以上がこれまでのキャリアですが、今は日本に帰国し、子育てのため仕事をセーブしています。子供が生まれる前は公認会計士としての経験・知識を沢山積みたかったので、残業が多くても気にせず、やりがいを感じながら働いてきました。しかし、子供が生まれたこれからは、ワークライフバランスを考え、仕事だけではなく家庭も大切にできる働き方をしていきたいと考えています。