結婚した女性の悩みの1つとして挙げられるのは、配偶者の転勤です。
学齢期の子供がいたり、持ち家があったりと、ご家庭の事情はそれぞれかもしれません。
単身赴任としてしばらく別居するという手段もありますが、女性会計士は、予期できないライフスタイルの変化に対応できる選択肢がたくさんあります。

それでは、主な例を挙げてみましょう。

 

1.監査法人勤務の場合、事務所異動が可能

大手監査法人は日本国内各地に事務所があり、事務所ごとの採用となっていますが、有志で事務所異動を希望できているケースがあります。夫の転勤先近辺に監査法人の事務所があったら、思い切って異動希望を出してみましょう。異動希望が受理されれば、転職をせずに今までと同じワークスタイルで配偶者の転勤に対応することができます。

 

 

2.経理職なら全国でお仕事がある

この機会に思い切ってキャリアチェンジしようというケースも考えられます。経理のお仕事は会社に共通する業務です。そのため、日本各地に会計業務を必要としている会社はあります。決して0からのスタートではなく、会計士の資格が活きる機会と言えるでしょう。

 

3.海外なら現地採用としてグローバルに活躍することもできる

会計士は、海外での活躍の可能性も秘めています。英語や現地の言語の習得は必須となりますが、国内に縛られず活躍できる特別なキャリア形成ができるかもしれません。現地採用で大手監査法人のBIGファームに入所したというケースも聞きます。

 

4.非常勤勤務で地域に応じた仕事をする

東京での仕事が多いものの、会計の知識を必要とする会社は日本各地にあります。そのため、会計士のお仕事も日本各地にあります。女性会計士.jobに登録してみて、日頃から日本各地のお仕事情報をメールで情報収集するのも1つの手段と言えます。

これらのように、ライフイベントに応じてよりフレキシブルに仕事が選べることは女性会計士のメリットであると言えます。
ライフスタイルの変化に応じて、前向きにワークスタイルを選択してみましょう。