育児や介護などで、フルタイムで働くことは難しい事情がある場合、派遣として働くという選択肢を考えてみたことはありますか? 派遣での働き方は、正社員と異なり勤務時間や勤務日数を調整することができるという柔軟性があります。

会計士にとって派遣として専門性を活かせる業務は、主に経理業務や会計事務所での補助業務があります。たとえ監査法人でしか勤務経験がなくとも、簿記や企業会計に精通しているため、これらにはなじみやすいと思います。また、派遣先にとっても経理業務は正社員と派遣社員とで業務分担しやすい業務のひとつです。

具体的に、派遣で働くことのメリット・デメリットを改めて検討してみましょう。

メリット

    時間の融通が利きやすい
    業務の専門性を生かせる
    働いた時間分、報酬に直結する(サービス残業はない)
    契約時間数によっては派遣会社で社会保険に加入できる(独立会計士は基本的には国民年金・国民健康保険への加入となる)

デメリット

    ボーナスや福利厚生など、正社員と同じような待遇は受けられない
    派遣先により、任される業務範囲が異なる可能性がある
    会計士業務での時間単価よりは低い

女性は、相対的に責任感が強く、任された仕事は手を抜かずにこなしたいと思う一方で、ライフイベントによって急に仕事に穴をあけてしまうことの心苦しさを強く持つかたが多いのではないかと思います。そのため、フルタイムで働けない期間があっても、派遣社員としてなら自分が責任を持てる範囲で柔軟に働くことができます。

女性会計士.jobは、派遣としての案件紹介ではないものの、派遣のような柔軟性のメリットを生かしつつ、報酬や業務面でプロフェッショナルの皆さまのご期待に沿えるような働き方を提案しています。プライベートをある程度優先したいとはいえ、会計士としてバリバリ働いていたころの時間単価以下の仕事になかなか踏み込めないという思いを持つかたや、高難度の案件に携わりたいと考えるかたにとっては、女性会計士.jobは魅力的なプラットフォームではないかと思います。一度、息抜きをしながら案件リストを眺めてみてはいかがでしょうか。