会計士独立コラム:会計・税務事務所ができる動画広告とは?
会計士事務所・税理士事務所として独立開業後、時間や資金などの限られた資源で効率的に顧客獲得を進めるためにwebマーケティングを活用するのが一般的になりつつあります。今回は、動画配信サービスの利用者増に伴い拡大を続ける動画広告について説明します。
注目の動画広告
動画広告とは、音声や映像を組み合わせて提供される広告です。サイバーエージェント社が2014年10月ならびに2018年11月に発表した国内動画広告の市場動向調査によれば、動画広告が登場した2012年に50億円だった市場規模が2018年には1,843億円まで拡大しました。さらに2024年にはスマートフォンを中心に4,957億円と2018年の2.7倍まで成長する見込みで、会計士等事務所においても大手を中心に一部で活用されており、現在注目のwebマーケティング手段です。
動画広告は、映像、音声、文字を使い事務所や事務所のサービスを効果的に伝えることのできる点が特徴です。15秒尺の動画に静止画約450枚分の情報が含まれるとも言われております。また、動画が30秒など予め設定された時間以上再生された場合やユーザーが広告に対して何らかのアクションを起こした場合にのみ課金されるため、広告費投資に係るリスクを抑えることができます。
まずはYouTubeから始める
動画広告には、動画サイトの前後や最中に挿入されて表示される「インストリーム広告」のほか、サイトやアプリのコンテンツの途中に設置された広告枠に表示される「インフィード広告」など複数種類ありますが、現在最も市場規模が大きく当面数年間も変わらず最大シェアを維持すると予想されるのがインストリーム広告で、その代表格がYouTubeです。
まずはYouTubeを使い、事務所やサービスの紹介といった直接的な宣伝だけでなく、事務所の所在する地域での知名度アップやブランディングなど、「視聴」ツールである点を利用した動画を制作し配信することをお勧めします。
今回は、静止画広告と比べユーザーへの訴求効果が高いと言われ、市場が急拡大中の動画広告について、その概念等を説明しました。独立会計士・税理士の皆さまにおかれましては、顧客を開拓ないし維持するための手段として検討してはいかがでしょうか?
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