女性会計士が働く中で、色んな悩みや課題がつきものだと思います。

そこで、働く女性会計士の1人として、
今後の働き方やあり方を前向きに考えられるおすすめ本を3冊ご紹介いたします。

 

【1.女性としての在り方を問いたいなら】

「すべての女は、自由である。」経沢香保子 ダイヤモンド社

経沢さんは、15年ほど前に、女性の起業ブームの火付け役となった方で、
現在は2度目の起業をし、ベンチャー企業の経営をされています。
妊娠、出産を機に仕事で悩んでいる人だけではなく、仕事をしている女性全般に響く本ではないでしょうか。

本を開くと力の出る言葉や、失敗体験を含めた経験が包み隠さずたくさん書かれています。
日々努力している姿が刺激となり、自分の好きなことに情熱を注いで自分らしく凛と生きようと思える本です。

 

【2.有価証券報告書を楽しく分析したいなら】

「「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方」秦 美佐子 プレシデント社

ストーリー調になっており、小説を読むような感覚で読みやすく楽しめます。
普段の業務で有報に慣れ親しんでいる女性会計士なら普段の業務とは違う観点で有報が読めて面白いと思います。
ポイントを押さえて有報を読むという視点は勉強になります。
自分が仕事で担当しているクライアントだけではなく、もっと色んな会社の有報を読んでみたくなります。

 

【3.会計士としての在り方を問いたいなら】

「競わない生き方」平林亮子 ワニブックスPLUS新書

女性会計士.jobのセミナーにご登壇下さっている平林亮子さんの著書です。

女性会計士は、難関試験を突破しているがゆえ、努力家の人が多いと思います。
だからといって、むやみやたらに頑張っていくのではなく、
ライフスタイルも踏まえて自分らしく仕事をしたいと思っている方は多くいらっしゃると思います。

日々の忙しさに追われ、頑張りすぎて疲れてしまったとき、
働き方を問い直してみたいとき、
大切なものを見直したいとき、
心が軽くなり価値観をちょっと変えてみようと思える心優しい本だと思います。

いかがでしたか?
忙しい日々を送っていると思いますが、読書の秋を満喫してはいかがでしょうか。