2016年9月24日(土)に、弊社Human Bridgeで第2回独立会計士塾が開催されました。

独立会計士塾は、独立して活躍されている会計士の方を講師としてお呼びし、独立に至った経緯や、独立のスタイル・魅力などをお話いただく企画です。このコラムでは、開催された独立会計士塾の内容を要約して紹介します。

第2回は、株式会社アカツキ・株式会社3ミニッツの経営メンバーとしてご活躍中の石倉壱彦先生をお招きし、公認会計士が経営メンバーとして活躍する方法について、ご自身の実体験を踏まえてお話し頂きました。前回同様、独立して間もない会計士や、独立を考えている会計士を中心に多くの方々にお集まりいただきました。

会計士は経営に強い!?
公認会計士が経営メンバーとして活躍する方法

【セミナー内容(要約)】

独立の魅力とは?
☑ 良くも悪くも自分次第
☑ 自分の好きな仕事が選べる
☑ 人脈が拡大する
☑ 専門分野以外の仕事や業務を知ることで、業務の幅が広がる
☑ 次のチャンスを掴み安い
事業会社における公認会計士のニーズ【基本的(最低限)なニーズ】
☑ バックオフィス人材として必要
☑ 財務数値を集計できる人材が必要(意思決定の資料や開示のために)
☑ 会社ないし事業にカルチャーマッチする人材が必要
⇒ 守りの人材!!
事業会社における公認会計士のニーズ【より求められる人材】
☑ 事業を大きくできる人材
☑ 数値をベースに事業を作れる人材
☑ 事業に直接的又は間接的に貢献できる人材(ファイナンスやM&A等のアライアンス)
☑ 財務を元に意思決定又は意思決定の支援をできる人(経営陣と同じ目線で語れる人材)
⇒ 攻めの人材!!
公認会計士が経営メンバーとして活躍する方法
☑ 経営陣と同じ目線で物事を考えられる事
☑ 事業ファーストで物事を考えられる事
☑ 絶対に負けない能力を身に着ける事(財務・経理でもOK)
☑ 事業に直接的又は間接的に貢献できる人材(ファイナンスやM&A等のアライアンス)
⇒ 攻めながら守る人材!!
当日のお話は、石倉氏が各社の経営に参画されるようになった実際の経緯や、意思決定の緊張感、組織づくりの大切さ、キャッシュに対する感覚や交渉力をどのように磨いていったのか、などの、ここでは書ききれない実例そのままの具体的な経験談が豊富で、参加者の皆さん大変興味深く聞き入っていました。

今後、第3回目以降も定期的に開催していく予定です。皆様のご参加をお待ちしております!!

 

受講者の声

”実際の仕事に基づいたお話で説得力がありました。”

”ベンチャーの経営者がどのような能力を身に着けたかという点が一番参考になりました。”

”従来の会計士のイメージを超えて活躍している人の生の話を聞けてよかったです。”

”事業会社で貢献する公認会計士の実務話が聞けて参考になりました。”

”実際にビジネスの最前線で活躍する方、かつ会計士としてのバックグラウンドや知識を生かして仕事をされているかたなので、具体的な体験談がとても参考になりました。”

”事業会社での会計士のニーズについて理解が深まり、自分の独立までのモデル、今後の見通しを立てる上で参考になりました。”

 

【石倉 壱彦(KAZUHIRO ISHIKURA)氏 :公認会計士】
2005年12月  あずさ監査法人(現:有限責任あずさ監査法人)入所
2012年7月   株式会社ジオンコンサルティング 取締役就任
2014年6月   株式会社アカツキ 監査役就任
2015年3月   株式会社3ミニッツ 取締役就任

1980年生まれ神奈川県出身。逗子開成高校・青山学院大学経営学部卒業。
2005年よりあずさ監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)において、米国SEC登録企業、東証一部上場企業、外資系企業の会計監査業務、内部統制監査業務、国際財務報告基準(IFRS)導入アドバイザリー等に従事。
2012年7月より株式会社ジオンコンサルティング 取締役に就任。上場企業の会計アドバイザリー業務やベンチャー企業のIPO支援業務・資金調達支援に従事。
2014年6月より株式会社アカツキ監査役就任、2015年3月より株式会社3ミニッツ取締役就任。